外国語を子供と一緒に勉強し始めたというおはなし
こんにちは、今日はやることがなくてとてもとても暇なので仕事する振りをしながらブログでも書こうと思います。
やっぱり覗き見防止フィルターをつけることがデフォルトの職場だとこういうことができるからいいですよね。
今日のお題は、フランス語を子供と一緒に勉強し始めましたよ、というお話です。
特にフランス語にこだわってるわけではなく、子供と一緒に、というところが強調したいところなので「外国語」という題にしてます。
ちなみに僕は海外育ち(東南アジアですが)なので英語はできます。どれくらいできるかというと頭の中で伝えたいことを英語で考えてスペイン語に直訳して話せるくらいです。なので、スペイン語もちょっとできます。
スペイン語はNotes in spanishというイギリス人のオジサンがやってるpod castで大体勉強しました。あとは、中米を旅行した時にマジで英語が全く通じなくて、現地で死ぬ気で勉強(あとグアテマラのアティトラン湖のほとりにあるヒッピータウンで2週間スペイン語学校に通いました)したので、話せるようになりました。(英語直訳のその場しのぎですが)
この時に、ラテン語圏の言葉を勉強すると英語を違った側面から見ることが出来ることが分かりとても面白かったので、他の言語も勉強したいなあとボンヤリと考えておりましたが、働き始めてから英語以外の外国語は別に使わないということもあり、語学学習自体サボっておりました。
そんな中、週刊金融日記でGabriel Wyner氏のFluent Foreverが紹介されていたのを読んで、語学学習の意欲がメラメラと再燃してきたことが再開したきっかけでした。
本はこれ↓
Fluent Forever: How to Learn Any Language Fast and Never Forget It
- 作者: Gabriel Wyner
- 出版社/メーカー: Harmony
- 発売日: 2014/08/05
- メディア: ペーパーバック
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作者はTEDスピーチもやってます↓
Why We Struggle Learning Languages | Gabriel Wyner | TEDxNewBedford
本の内容についてはまた今度詳しく書こうと思いますが、この本の何が刺さったかというと、「語学学習は子供の特権ではない」という主張です。
子供が語学を覚えるには何千時間もかけて膨大なインプット(しかも大人がつきっきりでcomprehensibleなインプットを行う)をしているためであり、大人の場合、やり方によってははるかに効率よく学習することが出来るとのことです。
これが目から鱗が落ちる程にぶっ刺さってモチベーションがガチ上がりしたので、いっちょやってみっか!ということになり、そして、どうせやるなら子供(2歳 日本語・英語ちゃんぽんで育ててるのでぶっちゃけ日本語アヤシイ)も巻き込んでやってみっか!ということで外国語学習を再開したという次第です。
ちなみになぜフランス語かというと僕はフランスワインが好きだからです。
余談ですが、僕は子供向けの語学塾みたいなものをとても疑問視してます。同じくらいのレベルの日本人の子供を集めて皆で一緒に英語でレッスン!なんてうまく行かないでしょ、ということを直感的に感じています。
同質な集団でお勉強すると周りのレベルに同調するという変な癖もついてしまうので絶対に入れたくないと考えています。
まあ、親が話せないけどとりあえずレッスンにブッこめばペラになるっしょ、なんて虫が良すぎるでしょ、もっと親も汗をかきなよ。ということですね。
閑話休題。
語学学習というと参考書と語学学校が主な方法だと思いますが、僕はFluent foreverと金融日記で紹介されているSRS(Spaced Repetition System)でチャレンジすることにしました。使う教材はFluenUです。(SRS frenchでググったら一番上に出てきたからです。使い勝手についてはまた今度。)
こういうアプリを使うと画像付きのフラッシュカードとネイティブの音声がメインになるので直感的で良いのですが、幼児はなんせテキストが読めないという弱点があります。意味の分からん短文を繰り返し聞かせても頭に入らないので、サプリメントとしてフランスの幼児が見る童謡とかお母さんといっしょ的な動画も一緒に見ることにしてます。
これとか↓
これとか↓(ちなみに歌の内容はめっちゃシュールです。とても素面で作成した内容とは思えないところがまたオツなところです)
French colors - Couleurs - Arc en ciel by alain le lait
朝洗濯物を干すときとか通園するときの自転車とかで一緒に聞いたり歌ったりする感じですね。
一人だと恥ずかしいから絶対にフランス語の歌とか歌わないですが、子供と一緒なら何のためらいもなく歌えます。
自分のモチベーションの維持にも役立ちますし、一人でやるのとは違う角度からも学習できるということで、個人的に子育てを兼ての語学学習は非常に良いものだと感じております。
スタートしてまだ1カ月も経ってませんが、音声のインプットは子供の方が俄然強いです。文字が読めないくせにモニョモニョとそれっぽいことを歌ったり話したりするようになってます。
こういう言葉の萌芽をちゃんとキャッチしてあげて一緒に発してあげることで話せるようになればしめたもんですね。
また、経過報告ができればと思います。
それでは。